How Google Worksを読んだ
How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ,土方奈美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: 単行本
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Googleがどのようにしてこれまでの成功を収めたのかについて書かれている本。
現在のインターネットによる変化が著しい時代(本の中では、"インターネットの世紀"と呼ばれてる)で成功するためには、 プロダクトの優位性が必要で、それがあればユーザーを獲得することができるし、あとから利益もついてくる。
プロダクトの優位性を得るには、既存の市場を参考にするのではなく これまでにない技術的アイデアによって実現されることが成功の鍵。
ex) Gmailだと、今までメールソフト使うのが常識だったけどブラウザで出来るようなったとかかな
ユーザーに焦点を絞るというのも、プロダクトの優位性を保ち続けるためのもので、ユーザーにとっての価値が最優先。
そのプロダクトを実現するには、専門性と実現力を備えたとても優秀な人材が必要で その人材のことが"スマートクリエイティブ"と呼ばれている。
スマートクリエイティブを獲得するために、 Googleは採用を経営者の一番重要な仕事だと考えていて、 中には"自分より優秀な人間を採用せよ"というルールがあるらしい。
ほかにもイノベーションや組織のマネジメントについても書かれており、 人材についてはGoogleみたいな企業しか出来ないこともあると思うけど(破格の報酬とか・・・)、 Googleが実践してきた手法を学べる良い本だと思いました。